僕の独断と偏見で選ばせていただいた子ども乗せ自転車ランキング、
第1位に輝いたブリヂストン ビッケモブdd。
ビッケモブdd、すごい良さそうだけデメリットはないの?
今回はビッケモブddに関する疑問を解決していきたいと思います!
僕は自転車屋さんになって十数年。
今まで何台もの電動自転車を販売させていただきました。
その経験と知識を活かし自転車選びのお手伝いが出来ればと思います!
それでは最後までお付き合いお願いしますっ!
本記事を読み終えたらメリット・デメリットも含め、ビッケモブddが自分に合ってるか?
が分かるとおもいます。
それでは、さっそく・・・
ビッケモブdd
ビッケ モブ dd ¥195,000-(税込み)
ランキング記事で1位にさせてもらい、少しだけオススメのポイントも紹介させていただきまいた。
やっぱり1位になったからには良い所しかないんだよね?
もちろんそんな事はなく、良い所もあれば悪い所もあるのが普通です。
今回はそんなメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
ビッケモブddのメリット
ランキング記事でも少し紹介させて頂いたのですが、他のメーカーとの圧倒的な違いとして
チェーンではなくベルトを使っている、走りながら自動で充電してくれる機能というのがポイントです。
ベルトドライブ、回復充電機能付きの子ども乗せ電動自転車はブリヂストンだけですね。
ベルトドライブ
チェーンではなくベルトドライブ。
それではなぜチェーンではなくベルトがいいのか?
- 錆びる(錆びるとチェーンの動きが悪くなり、音鳴りの原因にもなる)
- 伸びる(伸びるとチェーンが外れる原因にもなる)
- 定期的に注油が必要(錆びを防止し、動きを良くするため)
子ども乗せ自転車に乗るのはメインがママさんだと思いますので、注油などのメンテナンスは楽なほうがいいですよね。
走りながら自動充電
さらに、走りながら自動で充電してくれる機能がついているというのもポイント高いです。
2019年のビッケモブddは、下り坂などで左のブレーキをかけることにより回復充電してくれるという機能でしたが、新しくなり左ブレーキはもちろん、ペダルを止めることでも回復充電してくれるようになりました。
ちなみに、バッテリーの寿命というのは充電の回数で変わってきます。
なるべくバッテリーの残量が少なくなってから充電したほうが充電の回数も減らせるのでバッテリーの寿命も長持ちするということ。
ビッケモブddに採用されているバッテリーは14.3Ah。
カタログ掲載の標準走行パターンによると、
エコモード | オートモード | パワーモード |
115km | 80km | 50km |
目安にはなりますが、めちゃくちゃ走ります!
普段の子どもの送り迎え、お買い物、ちょっとしたお出かけくらいなら充分なバッテリー容量だと思います。
流石に1日の移動距離が50kmを超えるママさんはそうそういないと思うので。
前後のタイヤサイズの違い
前後のタイヤのサイズの違いもメリットになります。
一般的に前側のタイヤサイズが小さくなると、ハンドリングがクイックになりふらつきやすくなります。
子供乗せ自転車では前後20インチが多いですが、
ビッケモブddは前のタイヤサイズが24インチ、後のタイヤサイズが20インチです。
手元でハンドルロック
手元でハンドルをロックする事が出来るというのもメリットですね。
便利で安心なポイントですね。
重たい荷物をカゴに載せても、ハンドルが勝手にぐるんっ!ってなるのを防げるね
以上がビッケモブを選ぶ点でメリットになるかと思います。
ビッケモブddのデメリット
メリットだけを見れば最高の子供乗せ自転車だと思います。
が、少なからずデメリットもありますので紹介させていただきます。
やっぱりデメリットも知っておきたいよね
専用のチャイルドシート&バスケット
まず、リアチャイルドシートが専用になります。
専用なのはいいのですが、チャイルドシートを取り付けるための荷台も専用になっています。
通常の荷台に比べ、小さめの荷台がついています。
お子様が大きくなり、チャイルドシートを卒業後にカゴを付けたいとなった場合。
これまた専用のカゴしか合わない設計になってしまっています。
取り付け可能なカゴはビッケシリーズ用だけ。
人によってはカゴも選びたいんじゃないかなと思うのですが、専用のカゴ以外ではネジ穴の位置が合わないのでうまく取り付けが出来ないのです。
フロントチャイルドシートも専用設計になります。
もちろん、取り付け出来るチャイルドシートはビッケシリーズ用。
専用なのでふらつきも少なく、しっかり固定できて良いんですけどね。
別売りのチャイルドシートクッション
ただ、フロントチャイルドシートとシートクッションが別売り。
ビッケカラーコンセプトパーツとして、クッションのカラーを自由に選べるということです。好きなカラーを選べるのはいいのですが、機能の割にお値段が少し高め。
メリットと取るかデメリットと取るかは微妙なところですが・・・。
以上の点が僕が感じたデメリットになります。
ビッケモブddの補償内容
せっかく高い自転車を買うんだから補償も気になりますよね。
ましてや、子供乗せとなればその辺は気になるところじゃありませんか?
自転車を買うとメーカーの補償が付いてきます。
- 3年間自転車盗難補償
- 安心傷害保険
(死亡・後遺障害保険金 最高200万円 入院保険金(1日につき)1,500円)
もちろん無料でついてきます!
さすが大手メーカー、ブリヂストンですね。購入後のサポートも万全です。
ビッケモブddの価格
価格は1番気になるところですよね。
メーカー希望小売価格(充電器含む)¥195,000(税込み)
他のメーカーに比べめちゃくちゃ高いというイメージはないですね。
ブリヂストンの電動子供乗せ自転車であれば妥当な価格だと思います。
ただオプションパーツが少し割高な感じがします。
フルオプション装着すると全部で¥230,000-近い金額にまでなってしまいます。
オプションパーツはこちらでシュミレーションできます。
サドルカバーやグリップ、チャイルドシート等のカラーをイメージできると思います!
まとめ
今回はビッケモブddについて掘り下げてみました。
やっぱりベルトドライブと回復充電は魅力的ですよね。
ちなみに他のモデルでもベルトドライブと回復充電はあります。
子供乗せ以外でお考えの方にはそちらをオススメしたい。
オプションは少し割高にはなるかと思いますが、その辺はマストで付けなければいけないわけではないので検討してからでもいいのかなと思います。
子ども乗せ自転車選びの参考になっていれば嬉しいです。
それでは今回はこの辺で!
最後までお付き合いいただき有難うございましたっ!