こんにちは!チャーリー店長(@charinco_select)ですっ!
ロードバイクを始めたいと思ってるんだけど、なるべく高見え感のあるモデルってあるかな?
今回ご紹介させていただくのは、SCOTTの人気モデル【SPEEDSTER 40】。
SCOTTのなかでもエントリーグレードのロードバイクになります。
やっぱりエントリーグレードって見た目が安っぽいんじゃない?
なんて思われがちですが、SCOTTは一味違います。
エントリーといっても侮れない、最新トレンドを盛り込んだ高級感溢れるロードバイクなんです!
僕は自転車屋さんになって十数年。
今まで何台もロードバイクを販売させていただきました。
その経験と知識を活かし自転車選びのお手伝いが出来ればと思います!
それでは最後までお付き合いお願いしますっ!
SPEEDSTER 40
Flame | D.Butted 6061 Alloy |
Fork | Alloy Flatmount Disc 1 1/4”-1 1/2” |
Crankset | Shimano Claris FC-RS200 50×34 T |
Front derailleur | Shimano Claris FD-R2000 |
Rear derailleur | Shimano Claris RD-R2000 |
Shifters | Shimano Claris ST-R2000 |
Cassette | Shimano CS-HG50, 8 Speed 11-32 T |
Brake set | Tektro SCD-511 Mech.Disc |
Brake Lever | Shimano Claris ST-R2000 |
Tire | Schwalbe Lugano 700x32C |
Weight | 11.2kg |
上位グレードのロードバイクに見えるような高級感漂う外観。
最新規格をエントリーグレードにまで落とし込んでくるSCOTTはさすがですね!
それでは細かくみていきましょう!
フル内装ワイヤー
一番驚きなのはこの価格帯でワイヤー類がフル内装されているというところ。
全てのワイヤーがハンドルからステムの下を通り、ヘッドチューブの中を抜けてフレームに入っていきます。
それにより、外観からはワイヤーのない自転車に見えます。
エントリーグレードのロードバイクではまず見ない仕様ですね。
他のエントリーグレードとは一線を画しています。
スルーアクスル
エントリーグレードながら最新の規格が盛り込まれています。
その一つが車輪の固定方法であるスルーアクスル。
フレームにネジ穴が切ってあり、ホイールにシャフトを通してネジ止めする方式になります。
クイックリリースに比べ、剛性も高くホイールがずれる心配がありません。
上位グレードのディスクロードはほぼスルーアクスルが採用されています。
ディスクブレーキモデルはホイールがずれるとブレーキが当たってしまうトラブルがあるので、その点も安心ですね。
ちなみにホイールを外すためのレバーは先端がトルクス用の工具になっていて、ステムやハンドルなどの調整が行えます。
出先でのトラブルの際に役立つことがあるかも?
普段のメンテナンスにはしっかりとした工具がおすすめです。
フラットマウント採用
今ではだいぶメジャーになってきたディスクブレーキの取付方法、フラットマウント。
メリットは制動力をフレームで受け止めることになるので、ブレーキ本体のたわみが少なく制動力が高いという点が挙げられます。
上位グレードのディスクロードはほぼフラットマウントが採用されています。
ということは、後々のアップグレードがし易いという事です!
パーツを変えてアップグレードする際に、選べるパーツは多いに越したことはありませんからね。
アップグレードしながら長く乗れる車体ではないでしょうか。
太めのタイヤも履けるクリアランス
デフォルトでは32cのタイヤが装着されていますが、まだまだ余裕がありそうなクリアランスです。
35cくらいのタイヤまではいけそうですね!
太くすることで乗り心地を良くしたり、ブロックパターンのタイヤを装着すればシクロクロスなどでも使えそうな懐の深さを感じます。
一台でいろいろ楽しめるお買い得なモデルじゃないでしょうか!
店長おすすめアップグレードカスタム
【SPEEDSTER 40】をより快適にするためのカスタムを紹介させていただきます!
パーツを交換することでの違いを楽しんだり、乗りやすくする事でもっと長い距離を楽しめたり。
いろんな楽しみ方が出来るのも自転車の魅力ですよね!
タイヤ編
デフォルトで装着されているタイヤは、コンパウンドが硬めで正直なところ乗り心地がイマイチ。
少し上のグレードのタイヤに交換することで快適性が格段にアップします。
剛性が高いアルミフレームなので少し太めにして快適性をアップさせるのもオススメ。
ブロックパターンのタイヤを装着すればシクロクロスも楽しめそうですね!
ブレーキ編
【SPEEDSTER 40】にはワイヤーで引くタイプのディスクブレーキが装着されているんですが、フル内装という事もありブレーキの引きが重いのがデメリットになってきます。
ブレーキとワイヤーをアップグレードすることでブレーキの効きも良くなり、引きも軽くなります。
ブレーキワイヤーを交換するだけでも引きが軽くなります。
下り坂でブレーキが効きにくいのは怖いですよね(汗)
引きが軽いと手が疲れにくくなり、より長い距離を走れるという事に繋がります。
コンポ編
コンポを変えることで12速化することも出来ちゃいます!
よりレーシーに走りたい方にオススメ。
105は油圧式ディスクブレーキなので引きも軽く制動力も申し分ないですね。
ホイール編
ホイールを交換すると走りが劇的に変わります!
チューブレス対応のホイールにしてチューブレス化もオススメ。
MAVIC|KSYRIUM SL DCL ( ディスク センターロック ) USTチューブレス 前後セット シマノフリー
盗難対策も忘れずに!
警視庁によると、令和元年では全国の自転車盗難発生件数は1年間で168,703件。
単純計算で一日に462件も盗難が発生しているという事です。
盗難の発生場所の約50%が住宅というデータも出ています。
しかも盗難された自転車の60%は無施錠ということです。
マンションや住宅の敷地内であっても自転車から離れる場合は鍵はかけておかないといけません!
自宅だからって油断したら駄目なんだね
自宅で駐輪する場合頑丈な鍵を使うのがオススメ!
持ち運びが必要ない自宅では重量を気にせず頑丈な鍵を使いましょう。
出先で長時間自転車から離れるわけではないのであれば持ち運びも容易な軽量コンパクトな鍵もあり。
アップル社の「探す」アプリを使って自転車の場所を特定すること出来るアイテム。
警報アラームもついているので盗難防止の強い味方になりますね!
無くしものを見つけるための「スマートタグ」(スマートトラッカー、紛失防止タグ)。
スマホとの連携で位置を確認出来るので自転車に忍ばせておくのもオススメ!
エアタグを自転車に忍ばせるためのアイテムも増えてきました!
「GPS搭載」と記されたステッカーを自転車に貼っておくだけでも盗難の抑制になります。
盗難から大切な自転車を守る為の対策はバッチリにしておきましょう!
自転車保険、入っていますか?
2015年以降、全国で自転車保険の加入義務かがが進んでいます。
事故を起こさない、事故に遭わないことが一番大事ですが、万が一の時に自分や相手の方を守るためにも保険の加入はしておきましょう!
2020年には、自転車乗用中の事故発生件数が67,673件。
8分に1件の頻度で自転車事故が発生している計算になります。
気軽に乗れる自転車ですが、死亡事故や後遺障害を負った事故などに対する高額賠償事例があります。
- 小学生が運転する自転車と歩行者との衝突事故では、歩行者の方が頭蓋骨骨折し意識不明の状態に。(賠償額約9,521万円)
- 高校生が乗る自転車が車道を斜めに横断、直進してきた自転車の男性会社員と衝突。男性会社員は言語機能の喪失等の状態に。(賠償額約9,266万円)
自転車事故による高額賠償の金額を見ると、保険の加入なしで自転車にのるのはリスクがありますね。
クレジットカードや火災保険、自動車保険など既にに加入している保険等に付帯されている場合もあるので、加入状況をチェックしてみるのがオススメです。
事故を起こさない、遭わないが一番ですが万が一の時のためにも保険には加入しておきましょう!
【本人型】自転車保険プラン<節約コース>【楽天超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】まとめ
今回はSCOTTのエントリーロードバイク【SPEEDSTER 40】を紹介させていただきました。
エントリーグレードながらワイヤー類フル内装、スルーアクスル、フラットマウントなど最新規格を盛り込んだ高級感溢れる一台。
後々のカスタムの幅が広いのも嬉しいポイントですね。
ノーマルでも高見え感があるので初めてのロードバイクに是非オススメしたいモデルです!
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